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限界芸術論・考現学(環境共生論)

現在、多摩美術大学環境デザイン学科では授業として「環境共生論」(前期)、「コミュニケーション環境デザイン」(後期)、「共有領域としてのデザインの展開(淡路島)」(通年)を担当しています。通常、授業はその場限りで消えてしまいますが、コロナ渦の対応としてオンライン授業の対応をやむを得ずやらざるを得ず、その結果として過去の授業がYoutube に残されています。本来ならば授業料を払っている学生にしか公開されないものですが、私自身の記録としても有効なものなので、アーカイブとしてこちらで紹介することにしました。この授業はまだ継続していますが、毎年内容は更新しているので、新規に受講する学生にとっての不都合は無いと考え、また、もう授業配信はしていないので、受講生にとっては復習用に有効かと考えます。 最近、「買上展」にて藝大の大先輩、今 和次郎の卒業制作を拝見する機会がありました。彼が創始した『考現学』は…

2020東京オリンピック施設周辺 + 札幌のWBGT値(環境省測定)の可視化

環境省が測定したオリンピック施設周辺のWBGT値が公開されました。データでは情報が伝わらないので、色分け表示したグラフでわかりやすくまとめました。マラソン・競歩コースが札幌に変更されましたので、札幌の測定データ(環境省)も付け加えました。以下でダウンロードしてご覧下さい。A3サイズに出力して切り貼りすると見やすくなります。データ元:http://www.wbgt.env.go.jp/survey_tokyo2020.php 2020 Tokyo Olympic Game period WBGT valuesThis graph is designed using open data measured and provided by the Ministry of the Environment (Japan). Visualization of the data is done by Ma…

GREEN LINK:涼しい歩行者ルートの提案

国道、都道、区道といった、公共施設の各管理主体がそれぞれ実施している暑熱対策を連携させ、民間の敷地内の対応によるクールシェアスポットも活用し、涼しく安全に歩ける歩行者ルートを連続させる。 連続した木陰を提供するほか、一定距離以内に、一休みできるスポットを設置する。 そのようなスポットは、シェアマップを使えばすぐに見つけることができる。…

日比谷シャンテ広場(旧)

1987年に完成した日比谷シャンテ ”合歓の広場” は、堀内が独立して最初に手がけた公共の作品である。ここには木陰のベンチ、せせらぎ、カフェがあり、だれでもが一息つけるポケットパークである。カフェの建物は、あまり自己主張せずに、都市に溶け込むようにデザインされた。このような公開空地(POPS)が東京にも増えることを期待しているが、2018年に”日比谷ゴジラスクエア”となり、残念なことに様変わりしてしまった。ここに記録として紹介したい。…