2006年〜2019年 WBGT値の推移(東京)

2015年に測定地点が変更されており、その影響が考えられるので、2014年以前のデータは参考値として公開します。※下の追加コメントをご覧下さい。

環境省が公表するデータを使って、東京オリンピック開催期間前後、毎日朝6時から夜9時までのWBGTの推移を一覧できるような表を作りました。2019年はまだ更新中ですので、8月11日に完成します。
引用した環境省のサイトへのリンク

オリンピック開催期間中の午後に、「危険」:屋外での運動は禁止、外出は控えるレベルとなることが予想されます。過去データを見る限り、これは東京では未経験のレベルなので、東京オリンピックが「災害」にならないような対策を切に求めたいと思います。

このPDFデータは、随時更新中で、8月11日に完成します。

追加コメント (2019年8月7日)
2015年の観測地点の変更による、測定値の不連続が見られたので、2014年までの測定値に一律 0.5℃の補正値を加算したところ、つながりが自然になりました。他の観測地点でも、WBGT値が高くなっており、それとほぼ同等の変化になったので、この状態で公開します。
なお、あくまでもこれは堀内チームによる独自の展開なので、引用時はその旨の表記をお願いいたします。

追加コメント (2019年8月2日)
2015年頃から、急に「危険」が増えているのが不自然に思われたので、環境省の担当者に問い合わせました。以下がその回答です。

「東京の観測機器について請負業者に確認したところ、2015年から観測機器の設置箇所を大手町の気象庁の建物付近の露場から現在の小石川植物園の露場に移動しているようです。設置箇所の変更にあたって、大手町と北の丸公園(小石川植物園と近い条件)で比較観測を行い、概ね変動は0.5℃以内に落ち着いていることは確認できておりますので、WBGT値が大きく変わるということは考えにくいです。そのため、観測機器の場所が変わったので2015年頃からWBGTが高くなる傾向になったというわけではないと思いますが、4km程度離れておりますので、箇所が変わったことにより暑さ指数の測定値が0.5℃程度は変動する可能性が考えられます。その影響が全くないわけではないです。」

東京ヒートマップで確認すると、南側に皇居の緑地がある気象庁や北の丸公園と比較すると、小石川植物園は市街地に囲まれており、建物の蓄熱の影響で風の温度が高くなる可能性が示されています。WBGT値は、風の影響を受ける黒球でも測定するので値が高くなることが考えられます。
東京ヒートマップについては、こちらをご覧下さい。https://urbanecology.jp/ht/tokyo-heat-map/

天気予報で東京の気温が他より低いことが多く、実感と違うと感じているのですが、測定地点(気象庁)の立地が影響しているのかもしれません。そういった意味で、小石川植物園で測定した2015年以降のWBGT値の方が実体に近いと思われます。